イタリア旅行

旅行~イタリア旅行~のWebサイトのロマーニャ


食と芸術の街

3月、日本では卒業シーズンですね。まだ肌寒い季節ですが、イタリアの春は温暖です。この月、アントニオが清書係だったのですが、病気になり、変わってエンリーコが清書しています。アントニオは左官屋の息子で「左官屋君」の愛称で親しまれる、大変陽気で明るい少年として描かれています。ロマーニャは一口に言えば食の宝庫といっていいのではないでしょうか。今では私たちの食卓でも普通になってきましたが、モデナのバルサミコ酢、オリーブオイル、パルマの生ハム、パルミジャーノ・レッジャーノ、ボロネーゼ・ソース、さらにブドウ、アプリコット、桃、“ランブルスコ”や“サンジョベーゼ・ディ・ロマーニャ”といった銘柄の赤ワイン、パルメザンチーズなど、実に豊かです。ボローニャまで来たら、ぜひ本場のこれらの食材を買って帰りたいですね。食もそうですが、漁業や工業も盛んです。ロマーニャは正式にはエミリアロマーニャと呼びます。エミリア=ロマーニャと表記することもあるようです。ローマ帝国時代の総督エミリオの名前にちなんだ街道の名前と、もともとの名前のロマーニャが結びついて、現在の州名になったらしいです。エミリオロマーニャには、大平原が広がっており、ここで見る夕日は格別です。さらに珍しい動植物にも出会うことができます。またこうした環境を利用した酪農も盛んなため、ロマーニャ特有の食文化が発展していったのでしょう。食だけではありません。ロマーニャの州都ボローニャはイタリア北半島の先住民であったエトルリア人によって創設されたとされています。それから近年にいたるまで、時代の随所で重要な役割を果たしてきた都市です。第二次世界大戦中も、奇跡的に爆撃を逃れることが出来た、数々の貴重な歴史遺産を見ることができます。たとえばサンピエトロ大聖堂、三フランチェスコ教会など。また長く伸びたアーケードは特に有名です。ヨーロッパ最古の大学ボローニャ大学があり、古くから女性の教育にも熱心だったことから学問都市という異名をもとっています。あたかも都市全体が美術館のようです。ゆっくり時間をとって、街を散策してみたいものです。

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